今週の金曜日はイギリスのEU離脱が確定され相場が大荒れでしたね。日経平均が1000円安というのも久しぶりに見た気がします。
ポンド円は27円もの下落幅を記録。ドル円も心理的節目の100円を割り込み、瞬間98,90円まで暴落。もうこれでもかっていうぐらいだだ下がりの暴落相場でした。
驚いたのが、この歴史歴代暴落を前にして、日本が何も手を打たなかったということです。イギリスのEU離脱が確定しドル円が100円を割り込めば、日本政府は為替に介入するという風にマーケットは認識していましたが、まさかのノータッチ。イギリスがEU離脱するというのも予想外の出来事でしたが、日本が為替に一切介入しないというのもまた予想外でした。
記事にも書きましたが、最早ドル円が上昇する理由はなくなりました。急激な暴落の反動で多少はリバるかもしれませんが、105円台や110円台は最早遠いレート。反発して上昇してもすぐに売り叩かれるでしょうから、頭が重い展開が続きそうです。
明日からまたマーケットは開きますが、元々月曜はトレンドが変わったり予測不可能な動きをすることが多いので、明日は様子見した方がよさそうですね。今のところ大した経済指標もありませんし、マーケットの流動性も不確かそうですし、張り切ってトレードする理由はあまり見当たりません。僕は金曜に大負けしたのでしばらくトレードはお休みするつもりですが、もし休まなかったとしても、来週は全て様子見でもいいかなと思ってます。やっても仲値ぐらいでしょう。
とにかく明日は無理しないようにしましょう。
しっかし去年の世界同時株安以来、めぼしい反発もなくずっと下げトレンドですね。株の長期投資をしてる人には辛い展開そう。。。